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高島誠が教える投球時に親指の力みが及ぼすこととは?【革新的投球パフォーマンス】

親指外し


親指でロックしている選手は意外と多い。親指で強く握ると肘の内側にある前腕屈筋群が痛くなり、さらに上腕筋が緊張し、胸郭出口症候群になる可能性もある。強く握りすぎると緊張状態で腕を振ることになり、リリース時にボールが横にずれ、力の伝達が悪くなったり制球力に影響が出たりすることも。人差し指と中指にうまくかかれば親指は添える程度で投げられるので、わざと親指を外して投げることでその感覚を養おう。親指を外して投げるのが難しい場合、親指の付け根で支えてもOK


「親指は添えるだけでいい」という感覚をつかめると、前腕屈筋群の余計な緊張がなくなり、肩の可動域も出やすくなる。人差し指と中指にしっかりかかり、親指は「邪魔をしない」というイメージ。親指で握らなくてもボールが落ちないことがわかれば、親指でロックすることもなくなる。「親指が邪魔をしない」という感覚がわかりにくければ、ハンドボールでのキャッチボールでつかもう。親指を握りすぎず、人差し指と中指を走らせることでストレートの回転数が多くなる。

出典:『革新的投球パフォーマンス』著/高島誠

『革新的投球パフォーマンス』
著者:高島誠

「高校生なら誰でも140km/hを投げられるようになる」という命題に明確な回答をする超実践本!近年成長著しい広島県私立武田高校で強化メニューを担当するトレーナーの高島誠の下には、山岡泰輔投手や高橋礼投手というプロの投手たちもシーズンオフにトレーニングにやって来ます。高島はどんな指導をして成長に導いているのか。その考え方や練習&トレーニング方法を写真とQRコードで詳しく解説!

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