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投球動作でも力まずパワーを発揮できることを目指す筋トレ『ペンタゴンバー』【革新的投球パフォーマンス】

Text:高島誠

筋出力トレーニング①
ペンタゴンバー

【ナゼやるの?】重いものを持ちながら体を柔らかく使うことで、投球動作でも力まずパワーを発揮できることを目指す。頭を突っ込まず、胸郭主導の動きを体に覚えさせる。

●胸郭シュラッグ前後
頭を前に動かさず、重心を保ったまま胸郭を動かすイメージ。お腹に力を入れながら、両足を外旋させてハムストリングに効かせる。


バーを上げる幅は少しでOK。手や肩で持ち上げるのではなく、胸郭の開閉でバーを上げていく。


●ペンタゴンバー スクワット
足を肩幅で広げて立つ。前傾になるので、自然にかかとが着く。お腹に力を入れ、頭の位置は前に行きすぎないように。


肩にパットを乗せ、胸郭を丸めながらスクワットをする。立ち上がる時は肩ではなく、胸郭で上げる感覚で行う。


ペンタゴンバースクワットは斜めの動きなので、重心位置を前に持っていきやすい。お腹に力を入れながら両足を外旋させてバーを上げ、ハムストリングにも効かせる。投球時に前足に乗る感覚も養える。


出典:『革新的投球パフォーマンス』高島誠

『革新的投球パフォーマンス』
著者:高島誠

「高校生なら誰でも140km/hを投げられるようになる」という命題に明確な回答をする超実践本!近年成長著しい広島県私立武田高校で強化メニューを担当するトレーナーの高島誠の下には、山岡泰輔投手や高橋礼投手というプロの投手たちもシーズンオフにトレーニングにやって来ます。高島はどんな指導をして成長に導いているのか。その考え方や練習&トレーニング方法を写真とQRコードで詳しく解説!