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サイコパスにもタイプがある~その他のサイコパス~【サイコパスの話】

Text:名越康文

人の性格が千差万別なのと同じように、サイコパスにもそれぞれ違いがあります。サイコパシー度の強い弱いもありますし、紹介してきた3つのタイプに含まれないサイコパス、複合しているサイコパスもいるのです。

たとえば、普通に仕事をして家庭も持っているサイコパスは、前述のどのタイプにも当てはまらないことが多いでしょう。日常生活のちょっとした一幕で、サイコパス的な発言や行動をしてしまう以外は、一般人と変わらないのです。こうしたタイプは、サイコパシー度の低い一般人型といえるでしょう。

逆に、すべての特徴を併せ持ったサイコパシー度マックスの危険な複合型サイコパスもいます。たとえば、他人の家庭に入り込み家族を支配して財産を搾取(さくしゅ)、見せしめや犯罪の隠蔽(いんぺい)のために平気で殺人を犯したり、自分の快楽のために無差別に誘拐殺人を行ったりするような凶悪犯です。

【書誌情報】
『あなたの近くの危険な人物 図解 サイコパスの話』
著:名越康文

サイコパスとは、犯罪を平然と犯す、平気でウソをつき人を欺き騙すなど「反社会的な人格」を持つ人を指す。感情に乏しく、「共感性」がない「冷徹」な人間で、人を支配したがり、目的のためには手段を選ばないーーそんな人間があなたのまわりにもきっといる!本書は心理学の面に焦点をあて、社会にまぎれ、職場、学校、サークルなどあらゆるコミュニティに、100人に1人の割合で存在すると言われるサイコパスを、よりわかりやすく図解する1冊。