「オンナの年齢は、背中に出る」と、聞いたことはありませんか? 私の高校時代のエピソードのように、たとえ女子高生であっても背中や腰が丸まっていると、それだけで動作にまでもたつきが生じ、表情もドンヨリ。周囲には老けた印象を与えてしまうのです。
逆に40〜50代であっても背すじが伸びていると、自然と所作も軽やかになり、周囲には健やかで若々しい印象を与えます。たとえ少々のシワがあったとしても、凛とした振る舞いに見惚れてしまうことでしょう。年齢の話で進めてきましたが、体重に置き換えても同じことが言えます。同じ50kgでも、姿勢が違えば印象は大きく変わります。当然ながら、悪姿勢は太く重く見えますし、良姿勢は細く軽く見えるのです。
年齢も体重も、数字で表せるという明確さから判断基準として頼ってしまいがちですが、私たちは毎日「33歳です」とか「52kgです」とか、プラカードを掲げて生活をしているわけではありませんよね。大切なのは、実際の数字よりもなんとなくの印象です。印象を決定づけるのは見た目の美しさ、つまりは姿勢というわけなのです。
【書誌情報】
『立ち方を変えたら、体がたちまちキレイになった』
著:YUKO
Instagramでナチュエロボディが人気!万年ダイエッターだった著者が、ヨガを学んで辿り着いた、最高にシンプルで最強のボディメイク。それは、パンパンの太もも、くびれのないウエスト、垂れたお尻、四角いお尻、猫背、メリハリのないラインなど、あらゆる悩みを解決する「立ち方」でした。本書では、実際に著者自身の体を変えた「ターダ・アーサナ」と呼ばれる立ち方を中心に、げっそりやせるためではなく、キレイで色気のあるボディラインの作り方や、女性にとって大切なインナーコントロール、骨盤開閉リズムについて解説。一生「心地のいい体」でいるためのコツをお伝えします。
公開日:2020.04.03
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