くしゃみや咳をしたときに、つられて尿がもれてしまう。脅したいわけではありませんが「そんなことないでしょう!」と、笑っていられるのも今のうち……。出産や加齢などが原因で多くの女性の骨盤底筋群は衰え、締める力も弱まってしまうのです。 妊娠によって子宮が大きく膨らむと、膣や肛門は圧迫されます。また、赤ちゃんは産道として膣を通って降りてきます。いずれの場合も骨盤底筋群には大きな負荷がかかります。出産時には人生最大に筋肉が大きく引き伸ばされ、伸びきってしまうのです。
イメージとしては、通常の骨盤底筋群が一般的なハムだとしたら、産後は生ハムのように薄く、ちょっとでもテンションをかければ、すぐに破れてしまうような状態に変化してしまいます。ちなみに、60代の骨盤底筋群は20代の約半分の薄さといわれています。このような大きな変化が見られるのは、産後が顕著です。ただ、骨盤底筋群の衰えは、加齢、運動不足、肥満、便秘などによっても起こり得ます。
【書誌情報】
『立ち方を変えたら、体がたちまちキレイになった』
著:YUKO
Instagramでナチュエロボディが人気!万年ダイエッターだった著者が、ヨガを学んで辿り着いた、最高にシンプルで最強のボディメイク。それは、パンパンの太もも、くびれのないウエスト、垂れたお尻、四角いお尻、猫背、メリハリのないラインなど、あらゆる悩みを解決する「立ち方」でした。本書では、実際に著者自身の体を変えた「ターダ・アーサナ」と呼ばれる立ち方を中心に、げっそりやせるためではなく、キレイで色気のあるボディラインの作り方や、女性にとって大切なインナーコントロール、骨盤開閉リズムについて解説。一生「心地のいい体」でいるためのコツをお伝えします。
公開日:2020.04.16
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