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体脂肪ってなんでつくの?

Text:土田隆

体脂肪は体にとって大事な組織

そもそも体脂肪とは何なのでしょうか?

言ってしまえば、読んで字のごとく、体についた脂肪のことです。ステーキ肉の白い部分……と言うとイメージが沸きやすいでしょうか?人間の体もステーキ肉と同じように、筋肉の部分と脂肪の部分とがあります。その割合は、体の大部分を占める水分を除くと、内臓や筋肉・骨 などの固形成分が約22%、残りの約18%が脂肪という構成になります。この数字は年齢や体格によって比率は変わってきます。

さて、この体脂肪、「ダイエットのために落としたい」とか「できるだけつけたくない」という話をよく聞くと思います。でもちょっと待ってください。体脂肪は大事な役割を担う組織なんです。人間が生きていくのに必要だからこそ、体に脂肪がついているわけです。

体脂肪の役割は基本的に3つ。栄養を蓄える貯蔵庫であり、体温を守るコートのようなものであり、圧力や衝撃から体を守るクッションの役割を果たすものです。

これらの働きがなかったら、生きていくのにさまざまな支障が出るでしょう。このように体脂肪はなくてはならない大事なものですが、その一方で体によくない面があるのも事実です。

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 体脂肪の話』
著:土田隆

シリーズ累計発行部数80万部突破!体脂肪をテーマに、健康・実用ジャンルで制作する図解シリーズ最新作!ダイエットでも課題になる体脂肪。そもそも内臓脂肪と皮下脂肪ってどう違うの?など基礎的な話から、それぞれがどういう理由で付いてしまうのか、また、付いてしまったら最短で落とす方法は?などなど、体脂肪に関する実用的な情報をわかりやすく、図解、イラスト付きで専門家が解説します。お腹のお肉がなかなか落ちない…。健康診断で内臓脂肪を指摘された…。そんな悩みは本書で一発解消!自分と家族の体と健康のためにぜひ読んで頂きたい一冊です。

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