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女性は男性より内臓脂肪がつきにくい?

Text:土田隆

女性ホルモンの特徴と効果

女性は男性にくらべて皮下脂肪が多い代わりに内臓脂肪がつきにくいことを述べました。なぜそうなるのかと言うと、それは女性ホルモンが関係しているためです。

女性ホルモンにはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)とがあり、それぞれ排卵や妊娠をサポートする役割を果たしています。このうちエストロゲンのほうは、皮下脂肪を厚くして女性らしい体つきを作り出し、逆に内臓脂肪をつきにくくする作用があります。女性はこのホルモンのおかげで、男性とくらべて内臓脂肪がつきにくいのです。

ただ、閉経を迎えるとエストロゲンの分泌が減り、内臓脂肪がつきやすくなる点には注意が必要です。それでもエストロゲンは皮下脂肪からも分泌されており、閉経後でも男性のようには内臓脂肪はつきません。このように女性はエストロゲンによって守られているのです。

なお、エストロゲンはおもに排卵前に分泌されるホルモンで、排卵後はプロゲステロンの出番になります。プロゲステロンは胎児に栄養が行き渡るよう食欲を促進したり、その影響でイライラや眠気、肌荒れを引き起こしたりします。ダイエットをする場合、心身ともに不安定になりやすい排卵後は避け、エストロゲンが十分に分泌される排卵前の時期がオススメです。

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 体脂肪の話』
著:土田隆

シリーズ累計発行部数80万部突破!体脂肪をテーマに、健康・実用ジャンルで制作する図解シリーズ最新作!ダイエットでも課題になる体脂肪。そもそも内臓脂肪と皮下脂肪ってどう違うの?など基礎的な話から、それぞれがどういう理由で付いてしまうのか、また、付いてしまったら最短で落とす方法は?などなど、体脂肪に関する実用的な情報をわかりやすく、図解、イラスト付きで専門家が解説します。お腹のお肉がなかなか落ちない…。健康診断で内臓脂肪を指摘された…。そんな悩みは本書で一発解消!自分と家族の体と健康のためにぜひ読んで頂きたい一冊です。