動物実験で体脂肪を抑える効果も
適量であれば飲酒は決して悪いことではありません。むしろお酒の種類によっては、ダイエットにプラスに働くものもあるのです。なかでもここ数年、とくにその効果が注目されているのが赤ワインです。
赤ワインはアルコールの中でもカロリーが低く、醸造酒の中では糖質の含有量も少ないのが特徴。また、赤ワインに多く含まれる植物成分のポリフェノールには、内臓脂肪の蓄積を抑える効果があるという研究結果も多く報告されているのです。お酒は大好きだけど体脂肪も気になる、という方にとっては夢のような話です。
ただし、飲み過ぎは絶対ダメ。いくらポリフェノールが体脂肪を抑えるといってもゼロになるわけではなく、アルコール分解時には飲酒量に比例して中性脂肪が合成されてしまうからです。お酒を飲みたくなったら赤ワイン、飲んでも適量(グラス2杯程度)と心がけましょう。
なお、ポリフェノールはお酒以外の食べ物でも摂ることができます。赤ワインの原料であるブドウはもちろん、ブルーベリーや緑茶、コーヒー、カカオ含有率の高いチョコレートなどにも含まれています。こうした食品をうまく活用することもオススメします。
【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 体脂肪の話』
著:土田隆
シリーズ累計発行部数80万部突破!体脂肪をテーマに、健康・実用ジャンルで制作する図解シリーズ最新作!ダイエットでも課題になる体脂肪。そもそも内臓脂肪と皮下脂肪ってどう違うの?など基礎的な話から、それぞれがどういう理由で付いてしまうのか、また、付いてしまったら最短で落とす方法は?などなど、体脂肪に関する実用的な情報をわかりやすく、図解、イラスト付きで専門家が解説します。お腹のお肉がなかなか落ちない…。健康診断で内臓脂肪を指摘された…。そんな悩みは本書で一発解消!自分と家族の体と健康のためにぜひ読んで頂きたい一冊です。
公開日:2019.11.21
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