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股関節がゆがむことによる影響で一番深刻な場所とは!?【痛みのない身体になる究極の整体術】

Text:加賀谷慶太

股関節は上半身の重みを受け止めている

股関節は太ももの骨が骨盤にはまり込む関節で、上半身の重みを左右の股関節で受け止め支えています。

股関節は骨盤の凹みにはまるような形をしていて可動域が全方向にあり、前後、左右、斜めに大きく動きます。

股関節は歩いたり、前に屈んだり、伸ばしたり、カラダを左右に回旋させたりする動作を行なうときに基点になる関節です。

したがって、骨盤がゆがむとそのかみ合わせが悪くなり、次のような症状が起きるリスクが高くなります。

【骨盤がゆがむと起きる症状】
● 歩行時に股関節に痛みが出る
● おしりや太もも付近に痛みが出る
● 腰痛を引き起こす
● 左右の足の長さが違ってくる

股関節のゆがみが整えば美脚になる!?

股関節がゆがむことによる影響でいちばん深刻なのは腰痛です。骨盤が左右に傾くと、傾いた側の股関節により大きな負荷がかかります。そのままの状態が続くと負荷がかかっている側の股関節に炎症が起き、痛みを感じるようになります。その痛みを和らげようとして腰の位置を無意識にズラし、股関節にかかっている負荷を分散させるため、今度は腰に負担がかかり、腰痛を誘発します。

また、左右の足の長さの違いは安定した歩行の妨げとなり、その衝撃はひざや足首にもかかるため、O脚や変形性膝関節症などの原因になることもあります。こうした股関節のゆがみが、今度は骨盤に影響をおよぼし、そのゆがみを悪化させるという悪循環に陥ります。

もともと股関節は膝関節、足関節と同じように加齢により機能が低下する傾向にあります。したがって、ゆがみを放っておくと、機能の低下に加速がついてしまいます。また、股関節の周辺にはリンパ液の中継地点でもあるリンパ節も集中しているので、代謝機能にも支障をきたします。

股関節のゆがみが整うと、骨盤が安定し、上肢と下肢をしっかりと連動して動かせるようになります。足の動きが軽くなり、歩行やランニングの動きが安定します。また、おしりから太ももにかけてのラインがスッキリとし、美脚効果も期待できます。

 

【書誌情報】
『痛みのない身体になる究極の整体術 1日8分の調整でゆがみが治る!』
著者:加賀谷慶太 東葉コンディショニング整体院 総院長

カラダの痛みや不調の原因は「ゆがみ」。このゆがみを正し、全身のバランスを整えれば、腰痛・関節痛・手足のしびれ・肩こりなどの痛みのない健康的なカラダを手に入れることができます。本書では、どこに行ってもなかなかよくならない人が最後に駆け込む整体院として多くの実績を上げ、患者を救ってきた著者が、独自の施術療法QPR(クイック・ペイン・リリース)法を「自分でできる」ようにアレンジして効果的な41のエクササイズとして紹介。全身および部位別に痛みの解消、予防ができます!