ルーキーを圧倒した独特のオーラ
千葉ロッテマリーンズのルーキー左腕、秋山正雲。二松学舎高校から昨秋のドラフト4位指名を経て入団した左腕だ。
1年目も終盤を迎えた現在、課題を問うと「変化球のコントロールやキレの部分」との答えだった。真っすぐでは押せていても変化球でコンビネーションを使おうとしたときに、改善の余地を感じているそうだ。
高校時代とプロのレベルの違いに関しては「一回見たボールには、すぐ順応されてしまう」ことに感じると語る。前の対戦では抑えられた球が、次はファールで逃げられてしまうこともあれば、ヒットにされてしまうこともあったという。
印象に残った打者として東京ヤクルトスワローズの内川聖一選手の名を挙げた。内川聖一は過去にベストナインを5回獲得。2000本安打も達成したプロ通算22年のレジェンド。その発するオーラは、投げづらさを感じさせるものだったそうだ。
取材:2022年8月31日
インタビュー及び記事執筆:花田雪
協力:千葉ロッテマリーンズ
公開日:2022.09.16