プロでは自信を持った球も打たれることがある
千葉ロッテマリーンズの2年目右腕、河村説人(かわむら・ときと)。昨季の開幕戦で1軍デビューを飾ると、7月以降は先発投手として4勝を挙げたホープである。
河村説人は身長192センチと背が高く、角度のあるボールを投げおろすことが出来る。そんな河村説人が今季の開幕へ向けてテーマとしたのは「球速UP」だと語る。身体の柔軟性などを高め、球速UPへ取り組んでいるそうだ。元々、直球には自信を持っていたが、もっと力のあるボールを投げられたらと感じるシーンもあり、それが球速を上げたいなと思ったキッカケだ。
大学野球であれば、ある程度自分が自信を持って投げた球なら抑えられていた。だが、プロでは待たれていたりすれば、打たれてしまう。昨季、1軍デビューとなった開幕戦(対福岡ソフトバンクホークス戦)では、甲斐拓也選手にホームランを打たれた。その球は指にしっかりかかっていたが、それでも打たれてしまい、プロのレベルの高さを痛感する結果となった。
2年目の今季、レベルアップした姿をファンや相手選手に見せられるか。河村説人に注目したい。
【ラブすぽ】河村説人投手独占インタビュー
協力:千葉ロッテマリーンズ 22年3月2日実施
公開日:2022.03.18