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2022年度パ・リーグトップの盗塁阻止率.361!来季更なる飛躍期す千葉ロッテマリーンズ佐藤都志也!【ラブすぽ独占インタビュー】

今季、千葉ロッテマリーンズ3年目の佐藤都志也は118試合に出場。前年の62試合から倍近くにまで増え、打席数も402まで増えた。守備面でも今季パ・リーグトップとなる.361を記録するなど進歩も見えた1年だったが、一方でチームは5位に終わった。今季を終えての感想と、来季へ向けての課題を語ってもらう。

出場試合数は増えたけど、
数字には全然満足できない

――まずはシーズンお疲れ様でした。フェニックス・リーグでは6本塁打を放つなど好調でしたが、良い感触をつかめたのでは?

佐藤 シーズンからフェニックス・リーグを通して、ある程度バッティングの形が固まってきた実感があります。これを自信にして、来シーズンに向けて頑張っていきたいですね。

――つかんだ感覚を、オフの取り組みにもつなげていく。

佐藤 もちろん、フェニックス・リーグと一軍の試合ではレベルが違うと思います。僕は150キロを超えるピッチャーに対してどれだけアプローチできるかと思ってやっているので、良い感覚になっているスイング自体は変えずに、さらにスイングスピードを上げていきたいです。

――あらためて、今シーズンを振り返っていただきたいのですが、率直に1年間を終えていかがでしょう。

佐藤 そうですね。今年に関しては先発マスクも含めて、試合出場が増えた年でもあったんですけど、自分の中で納得できる成績ではなかったです。個人としてはもちろん、チームとしても自分の力不足がああいう順位(シーズン5位)につながってしまったと思っています。

――個人としてもチームとしても、今年の成績は納得いっていない。

佐藤 キャッチャーはチームの順位に直結するポジションだと思っていますし、その中でピッチャーを勝たせることが出来なかったり、バッターとしても「ここで1本」というところが特に後半戦は出なかったです。

――とはいえ、プロでの3年間ではキャリアハイの数字。手ごたえも感じたのでは?

佐藤 1年目、2年目、3年目とやっていく中で、自分の課題を克服できた部分はあると思います。

――たとえばどういう部分?

佐藤 特に守備面ですね。去年なんかは「フリーパス」と言われて盗塁も刺せませんでしたし、ブロッキングでも直接得点につながるような場面でしっかりやれないシーンが多かったんです。そのふたつについては自分でも良くなったと思います。

――特に盗塁阻止率についてはパ・リーグトップの.361と、進化が明確に数字に表れています。具体的にどういう部分を改善したんでしょうか。

佐藤 キャッチングからですね。今年はこれまでよりもスローイングにつなげやすい位置で捕ることを意識しています。あとは気持ちの部分で「急がない」こと。あわてず、自分の投げ方で正しく投げる。そうすればコントロールも安定しますから。

――キャッチャーとしては今季、小島和哉投手やロメロ投手とバッテリーを組む機会が多かったですが、それぞれ組む際に気を付けていることはありますか。

佐藤 ロメロに関しては、投げたいボールを投げさせることが一番大事です。ただ、例えば「ここはどうしても真っすぐはダメだよ」っていう場面では自分も首を振って「変化球投げてくれ」と意思を伝える。投げるボール自体は一級品なので、納得いくボールを投げてもらう。そういうコミュニケーションはしっかりとるようにしています。

――小島投手は?

佐藤 小島さんは球の強さよりはコントロール。どこに投げさせてどこを意識させるか。右バッターに投げるクロスファイヤーだったり、そこに手を出して来たら外に逃げるボールだったり……。そういう配球が一番大事なピッチャーだと思っています。コースの使い分けなんかも小島さんと話し合いながら、自分の意見も言うようにはしています。

――ピッチャーが違えば、付き合い方も違うんですね。

佐藤 ピッチャーとしてのタイプや性格で、全然違うと思います。小島さんやロメロ以外と組む時も、できるだけそのピッチャーに合わせるように心がけていますね。

来年はプロ生活4年目。必要なら
どの守備位置でもチームの力に

――佐藤選手はキャッチャーとしてはもちろん、バッティングも高く評価されています。そのあたり、今季なにか手ごたえをつかんだ部分は?

佐藤 前半戦は良い感触でした。ただ、中盤以降は特に真っすぐを弾き返せなくなってしまったんです。データにも表れていましたし、それを意識してポイントを前にしたら今度は変化球が打てなくなるという悪循環も生まれてしまって。そういう意味ではちょっと「波」の大きな1年だったので、来季以降はもう少し改善していきたいです。

――今季はバッティングを生かしてキャッチャー以外のポジションで試合に出場するケースもありました。「キャッチャーへのこだわり」はあるんでしょうか。

佐藤 もちろんあります。その一方で「出られるならどのポジションでもいい」という思いもありますね。もちろん、今季はキャッチャーとして自信のついた1年だったので来年はもっとスタメンマスクをかぶりたいと思いますけど、そこはもうチームに委ねているというか。バッティングを生かして別のポジションで出たとしても、自分のレベルアップにつながると思うので。もちろん、完全にコンバートしますっていう気持ちはないですよ(笑)。ただ、自分が必要とされるなら、少しでもチームの力になりたい。来年はプロ4年目になりますし、自分のポジションを獲得していかないといけないシーズンだと思っているので、結果を残せるように頑張りたいです。

――ありがとうございます!来季の活躍も期待しています!

取材:2022年11月4日
インタビュー及び記事執筆:花田雪
協力:千葉ロッテマリーンズ

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