23試合79回1/3に登板
千葉ロッテマリーンズの20年ドラフト1位入団、鈴木昭汰。中学時代に侍ジャパンU-15に選出され、常総学院高校、法政大学と名門校で主戦を張ってきたパワーピッチャーだ。
ルーキーイヤーとなった今季、開幕から先発ローテーション入りを果たすと、5戦目となった4月25日のソフトバンクホークス戦でプロ初勝利。シーズン途中からは中継ぎ登板も任され、シーズン23試合79回1/3に登板。1勝1敗1ホールド、防御率4.08の成績を残した。
特に4月はクオリティスタート3回など、24回1/3を防御率2.22とドラ1の能力をファンに見せつけた。一方で、シーズン通じての安定感を持てなかった要因として、鈴木昭太は「調子の波があったこと」と「1シーズン投げ切る体力の不足」を挙げた。
大学4年時は新型コロナウイルスもあったが、しっかり練習は積めていた。だが、プロのスケジュールは大学までとは全くレベルの違う厳しさがあったと語る鈴木昭汰。今シーズン先発・中継ぎの両方でマウンドに立ち、またクライマックスシリーズでも投げられた経験を来シーズンに活かして欲しい。
収録:2021年12月10日
協力:千葉ロッテマリーンズ
公開日:2021.12.25