数よりも獲り所を重要視
千葉ロッテマリーンズで今季23試合に登板した鈴木昭汰。持ち味のひとつが「三振」だ。今季は76三振を奪い、これはチーム内で5位に相当する。来季へのアピールポイントとして「強気に狙って三振を奪っていきたい」と語る。
生命線となるのはストレートとスライダーだ。そのコンビネーションで三振を奪っていくが、数の多さよりも「欲しいところで奪う」に重きを置いているそうだ。「1アウト満塁、1アウト2・3塁といったシーンで獲れると大きい」ので、獲りたいときに獲ることを意識している。
スライダーはストレートと区別がつかない軌道を描き、最後にくっと曲げる。曲がり量よりも曲がる所に気を配っている。
来季へ向け、今季序盤のような好調を個人的には維持し、チームとしては成し遂げられなかったリーグ優勝・日本一を目指すと語る鈴木昭汰。1年目を終えたばかりだが、視線はもう22年の開幕に向けている。
収録:2021年12月10日
協力:千葉ロッテマリーンズ
公開日:2021.12.31