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『キャッチャーミットより奥に終着点を意識』千葉ロッテマリーンズ西村天裕が阪神・青柳晃洋の言葉で得た学び【ラブすぽ独占インタビュー】

3月にトレードで加入

千葉ロッテマリーンズのセットアッパー、西村天裕(にしむら・たかひろ)。和歌山商業高校から帝京大学、NTT東日本を経て北海道日本ハムファイターズに入団。今季3月からトレードで千葉ロッテマリーンズに加入した右腕だ。

今季は開幕から21戦連続無失点の球団記録を作るなど好調。技術的にこれまでと変えた点を問うと「キャッチャーミットより奥に終着点を置いて投げると良いのではないか」と大学時代の同級生である青柳晃洋(阪神)からアドバイスをもらい、意識しているそうだ。

すると、球速は出ていないが、思うような回転の球が投げられるようになり、結果が良くなっているのだ。

青柳晃洋は西村天裕とはタイプの違う投手だが、学ぶ部分は「本当にめちゃくちゃ、ありました」とのことだ。球速は出ていなくても、直球で抑えられているという感覚はあり、数値でも見ても回転数は良化している。

「キャッチャ―ミットを突き破るイメージ」を持ちながら、西村天裕は今日も腕を振る。

取材日:23年6月7日 インタビュアー:花田雪 協力:千葉ロッテマリーンズ

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