入団して最初のキャンプを思い出してもらった!
言い方は悪いかもしれないが“過保護”にされた印象が強いと榎田大樹さんはいう。
というのも、前年度のドラフト1位・二神一人、ドラフト2位・藤原正典がキャンプ中にケガをしてしまったということがあり、チームとしても新人にいきなりハードは練習は課さないほうがいいという雰囲気があったような気がすると教えてくれた。
当初、榎田大樹さんはトレーニングコーチだった伊藤敦規から「抑えて練習しろ」と言われていたが、本音はもっとハードに練習をしたいと感じていたという。
しかし、後になって振り返ってみると結果的にその指導が良かったと榎田大樹さんは話してくれた。
どうしても1年目の選手はアピールしなくてはいけないためオーバーワークになりがちなもの。
そこを長く現役を続けた伊藤敦規だったからこそ上手にコントロールしてくれたということだっただろう。
榎田大樹さんは開幕前にケガをすることなく、社会人野球からプロに入ったということもあり即戦力として開幕直後から順調に登板機会を得た。
結果的にルーキーイヤーから62試合に登板するという大車輪の活躍をすることになったのだ。
公開日:2022.06.16