元阪神タイガースエース、井川慶。
水戸商から1997年ドラフト2位で阪神タイガースに入団。2年目の1999年に初勝利を挙げると、2001年には先発ローテーションに定着。9勝13敗と負け越したものの、防御率2.67は投手全体の2位だった。
そして2003年。チームが18年ぶりのリーグ優勝を遂げる中、エースとして活躍。4戦連続完投勝利や12連勝など、華々しい活躍で20勝投手となった。リーグMVPも獲得。
その後も2006年まで毎年、2ケタ勝利を達成した井川慶。だが、そのデビュー戦はなんと、デッドボール、四球、四球、ヒットで防御率∞という成績だったそうだ。栄華を極めたエースピッチャーにも、思わぬ苦難の時があったのだ。
公開日:2020.08.29