千葉ロッテマリーンズは7月1日時点で5位。5チームが4.5ゲーム差でひしめき合う歴史的大混戦のど真ん中で戦っている。
今季ここまでで12試合に登板。昨季に続いて先発ローテの一角で投げ続ける小島和哉に、「長いイニングを投げ切るために必要なモノ」を聞いた。
小島和哉の答えは「力で圧倒するというタイプではないので、頭でしっかり考えてゲームプランを作る」「2巡目、3巡目になっても抑えられるように、技術的な部分を含めて、全ての要素を絡めて考える」であった。
球数に関しては「100球を超えたからすぐに疲れを感じる訳ではないが、替える目安にする数字だと思うので、前半に投げ過ぎた試合では意識することもある」と語る。
一方で「キーとなりそうな球種を前半に多投すると後半に使えなくなることもあるので、“引き出しの中”をどこで披露するかを、考え抜く必要がある」とも。
インタビュー動画では細かいバッターとの駆け引きも含めて答えてくれている。投手の醍醐味はそういった「打者との駆け引き」でもあるそうだ。
今季は7月中盤から東京五輪へ向け、シーズンが中断される。まずは中断期間までしっかり投げ抜き、優勝へ向け小島和哉には頑張って欲しい。
千葉ロッテマリーンズ 小島和哉投手 ラブすぽ独占インタビュー(収録:2021年6月16日)
公開日:2021.07.02