平成唯一の三冠王だからこそ、説得力のあるインコース打ちの重要性トーク!
松中信彦さんは特にインコースのボールに強いイメージがあったが、もちろん本人は意識してやっていたという。
まずはインコースの打ち方を教えてもらった。
一言で言えば「ボールの内側にバットを入れる」という感覚で打っていたという。
これができるとボールはスライス回転をするので、引っ張ったときのライトポール際の打球がきれてファールになることがないという。
言葉にすれば単純に聞こえるが、これを実際にやるとなれば至難の業だ。
松中信彦さんも何万回もバッティング練習をして体得したとのこと。
専門的な話だが、詳しい内容はぜひ動画で確認して欲しい。
そうやってインコースを得意になれば、バッターボックス内でベース寄りに立てる。
そうすると自然とアウトコースが真ん中に感じられる。
左バッターの松中信彦さんはアウトコースのボールを打つとき、そうすることでなるべく体重が外に逃げないようになる。
すると、一塁方向に走り出す一歩も遅くならない。
インコースを得意にすると、こういうメリットもあるというレベルの高い技術的なトークだ。
公開日:2022.08.23