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【ソフトバンク】斉藤和巳が語る「高谷裕亮:抑えキャッチャー」としての存在価値とは!?

単発のリードが向いている!?

髙谷裕亮【たかや ひろあき】

今年で40歳になる大ベテラン捕手。

ソフトバンクには甲斐拓也という存在がいるなか、「抑えキャッチャー」として役割を全うしていると斉藤和巳さんは見ている。

同じチームでやっていた時期もあり、ルーキーの頃から髙谷裕亮を知っている斉藤和巳さんは「30歳を過ぎてから味が出てきた」と語る。

「腹をくくれるリード」が出来るキャッチャーだと斉藤和巳さんは評価する。だからこそ試合の終盤に出てきて「抑えキャッチャー」として機能すると。

ベンチから試合展開や相手選手をしっかりと見れることで、どんどんキャッチャーとしての感性が研ぎ澄まされていっているはずだと。

そして、終盤のココという場面で出場し、その感性を存分に発揮したリードをする。そういう役割が向いているのだろう。

ハッキリ言って、これからレギュラーキャッチャーの座を取ることはない。それは本人も充分に自覚しているはず。

しかし、逆説的な書き方になるが、レギュラーキャッチャー・甲斐拓也の存在が「抑えキャッチャー」というポジションをソフトバンク内に作り出し、それによって「髙谷裕亮の選手寿命」を伸ばしたという見方を斉藤和巳さんはしている。