中村晃という人間を勘違いしていた小久保裕紀とのエピソード!
※収録は3月末の時点です。
パ・リーグの首位打者について斉藤和巳さんに聞いてみた。
普通に予想すれば吉田正尚(オリックス)や柳田悠岐(ソフトバンク)となる。
実際に7月6日時点で吉田正尚が首位打者だ。
しかし、ソフトバンクにいた斉藤和巳さんだからこそ応援したい、そして首位打者の能力を備えた選手を挙げてもらった。
それが中村晃だ!!
中村晃がまだ20歳の頃、いっしょに自主トレをしたことがあるという斉藤和巳さん。
主催してくれたのはソフトバンクの大先輩・小久保裕紀。
素晴らしい海外の環境でトレーニングさせてもらった。
そんな時、中村晃はあまりの環境の素晴らしさに嬉しすぎて感動の涙を流したという。
それぐらい心の中に持っているものは熱い選手だということが分かるエピソードだ。
中村晃はとても器用な選手だ。
どの打順でもその役割、状況に対応したバッティングが出来る。守備も外野手登録だがファーストもこなす。
しかし、その器用さゆえの器用貧乏になっている現状を斉藤和巳さんは嘆く。
2015年に3割を打ったのが最後。今年もここまで2割台の打率できている。
しかし、打順を固定して気持ちよく打たせてあげれば、首位打者でなくても何か打撃タイトルを獲れる能力のある選手だと。
「もっと報われて欲しい選手」最後に斉藤和巳さんはそう語った。
公開日:2021.07.08