野球に限ったことではなく、社会全体における常識をプロ野球にも当てはめて考えれば結論は1つ
前半戦を最下位で折り返すことになった中日ドラゴンズ・立浪和義新監督の評価を里崎智也さんに聞いてみた。
シーズン序盤に調子が良かったときはその手腕を褒めている解説者も多かったが、今となっては誰も褒めていない。
しかし、それがプロ野球界の現実であり、言ってしまえば野球に限らず社会全体の常だと里崎智也さんは言う。
なぜなら、プロセスは誰にも分からないからだ。
若手を積極的に起用している、根尾昂をピッチャーに専念させた、そもそもの戦力が厳しい中でよくやっている、などなど世間の声はあるだろう。
しかし、どんなに良い指導やビジョンを持っていても結果が悪ければ評価されないし、逆を言えば優勝した監督を悪く言うことは絶対にできない。それを言っている人がいるとすればそれはただの「ひがみ」でしかない。
立浪和義新監督に関して話を戻そう。
勝てば称賛したいが、勝てていないので評価できないというのが里崎智也さんの率直な意見だ。
「結果でしか評価できない」
一見すると冷たい意見だが、誰に対しても平等に評価するには最も正しい判断基準かもしれない。
公開日:2022.07.26