※6月14日の収録です
交流戦終了直後のタイミングで里崎智也さんにロッテ・松川虎生について聞いてみた。
佐々木朗希との完全試合の相棒として世間は評価しているが、Mr.忖度ゼロの里崎智也さんの見解は?
結論としては「今のままでは評価されない」と辛口評価だ。
理由は「名捕手は打つか勝つかしないといけないから」だと里崎智也さん。
高卒1年目としては頑張っているのは間違いない。
もちろん佐々木朗希との完全試合達成は素晴らしいがトータルで見ればロッテを勝たせられていないし、自身の打撃成績も良いものではない。
完全試合の相棒を評価する風潮にも里崎智也さんも疑問を呈する。
ノーヒットノーランを達成したDeNA・今永昇太の相棒だった嶺井博希は評価されたか?
今年、中日・大野雄大が完全試合未遂をしたが相棒の木下拓哉は評価されたか?
高卒ルーキーでない彼らはこのことで世間に全く評価されることはないのが現実だ。
松川虎生も来年以降はルーキーでなくなるわけだし、打つか勝つかしないと評価はされなくなる。
ちなみに里崎智也さんからすれば、若いキャッチャーとしては松川虎生より1歳年上ではあるが「打つしチームを勝たせている」という意味ではヤクルト・内山壮真のほうが評価できるという。
ただ、これは今日時点でのこと。未来は分からない。松川虎生がこれからもっと成長して名捕手になる可能性は充分にある。
その可能性を否定しているわけではないこと勘違いしないで欲しい。
さすが里崎節、特にキャッチャーに関してのトークはその鋭さに磨きがかかる!!
公開日:2022.10.29