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【阪神】常に近くにいた岡田彰布に教わった「結論に即した逆の教え」とは!?≪関本賢太郎さんオンライントーク≫

恩師・岡田彰布の教えは当時の常識の逆を行っていた!!

1998年から2軍コーチ →2軍監督→1軍コーチ →1軍監督と計10年に渡って阪神の指導者を務めた岡田彰布。

1997年に入団した関本賢太郎さんは2軍でも指導を受け、自身が1軍に行くようになったころに同じく岡田彰布も1軍に行くという巡り会わせだった。

岡田彰布の教えは特徴的だった。

例えばバッティングに関する考え方。

サヨナラの場面の1アウト3塁、バッターとしてどこのコースを狙うか?

犠牲フライでOKなのだから多くのバッティングコーチは「高めに抜けてきた甘いボールを狙え」と言う。

しかし、岡田彰布は逆だった。

ピッチャー心理としては犠牲フライを打たれたくないのだから低めに投げてくる。高めに抜ける甘いボールなんて投げないように細心の注意を持って投げてくる。プロだったら高い確率でそれはできる。

だったら、来ないコースを待つのではなく、「間違いなく来る低めのボール、ピッチャーの投げるウイニングショットをはじめから待って、それを前進守備の間を抜く強い内野ゴロを打とうとしろ」と指導してくれたという。

内野の守備に関しても、キレイに捕ってもセーフなら意味がない。

カッコ悪くても泥臭くてもアウトになる捕り方をしろと現実に即した「結論として何が最優先なのかをハッキリさせる指導」を行っていたという。

それもすべて「勝つための指導」だったことは明白だ。

監督就任2年目の2005年に驚異的な勝率.617、2位に10ゲーム差を付けてリーグ優勝したことも必然だったと言えるだろう。

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