ワンアウト三塁でバッターをピッチャーゴロに打ち取ったのに…!?
田原誠次さんは、あることをキッカケに広島・マツダスタジアムが最後まで苦手だったという。
ファンの立場では知り得ない、その理由とは!?
夏のマツダスタジアムはとにかく暑かったという。
ブルペンが室内のようで、実は屋外にある作りだとのこと。
なので、冷房を入れてもまったく涼しくならない。
また、ブルペンのマウンドの高さと、実際のグラウンドのマウンドの作りが違う。
一度、マツダスタジアムのブルペンで熱中症になったことがあるという。
ワンアウトランナー三塁の状態でマウンドに上がった。後から分かることだが、すでにこの時に熱中症で意識がもうろうとしていた。
バッターをピッチャーゴロに打ち取ったが、頭が回っていなくてファーストに投げてしまった。
球場全体がワーッとなって、初めて三塁ランナーが帰り点数が入ったことを認識した。
試合が終わり、宿舎で熱を測ると39度弱の高熱だった。
すぐに氷風呂に入って体にこもった熱を出して、大事には至らなかったとのこと。
公開日:2021.10.07