昨年は藤川球児との併用だった
谷繁元信さんが見る今年の阪神タイガース。
好調の理由は佐藤輝明をはじめとした攻撃陣に目が行きがちだが、谷繁元信さんはもう一つ別の好調要因を教えてくれた。
それは「クローザーに固定できたスアレス」の存在。
昨年は藤川球児がいたこともあり、ベンチもどちらを9回に投げさせるか固定できないでいた。
しかし、今年は一貫して「9回はスアレス」だ。
6月10日の時点でスアレスは27回登板し、19セーブ、防御率0.67というトンデモない数字を残している。
絶対的な守護神が決まっていれば、あとは8回までの投手起用を考えるだけでいいので、戦いが非常に楽になるというわけだ。
公開日:2021.06.11