キャッチャーは自身の打撃スタイルが配球にも影響するポジションだ!
ヤクルトのキャッチャーと言えば、侍JAPANに内定という報道も出ている中村悠平がしっかりとチームを引っ張っていてくれている。
しかし、今シーズン2年目を迎えた20歳・内山壮真の存在も忘れてはいけない。
この内山壮真の魅力を館山昌平さんに聞いてみた。
まず大きな魅力はホームランバッターであるということ。
171cmとプロ野球選手としては小柄な体格だが、持っているパンチ力は素晴らしいものがある。
リード面についても中村悠平とは違った面を持っていると館山昌平さんは語る。
自身がホームランバッターであるから、守備側に回ったときは逆に相手にホームランを打たれないことを重要視する傾向にある。
それはここぞという時の配球に表れるのだという。
つまり、ホームランバッターと相対した時に、どういったボールをピッチャーに投げさせればバッターは打ち損じるのか、バッターがガックリくるのかという駆け引きは若手キャッチャーの中で一番ではないかと館山昌平さんは話してくれた。
ちなみに中村悠平はホームランバッターというよりはバント、バスター、ヒットエンドランといった作戦に対して警戒する配球の割合が多いという。
これは自身が打席に立った時にそういった作戦が頭にあるバッターだからだという館山昌平さんの解説だ。
公開日:2022.12.28