自身の楽天移籍と同時に新監督となった野村克也の教えをどう受け止めた!?
2006年に中日から楽天に移籍した鉄平さん。
そして、時を同じくして2006年から楽天の監督に就任したのは野村克也。2009年まで指揮を取った。
4年間みっちりと仕込まれた野村ID野球の思い出を教えてもらった。
とにかく緻密だったという第一印象。
キーとなるワードは「判断」。
「状況判断をして、何をすることがチームにとってベストなことなのかを考えろ」と常に言っていたという野村克也。
・大きな試合の流れ
・カウントに応じた1球1球について
・相手の動きを予測する洞察力
とにかく頭を使って野球をするという教えを叩きこまれたとのことだ。
かといって「頭でっかち」ではダメだということも教えられたとのこと。
鉄平さんが後に自分の軸として持つことが出来た「感覚と考えをマッチさせて野球をやる」というスタイルの礎を作ってくれたのは野村ID野球の教えだと語ってくれた。
「心・技・体」についても教えがあったとのこと。
1番最初に来る「心」が最も大切なのだが、プロ野球選手になるような人間に改めて野球に対する「心」など強いものを持ってて当たりまえ。
だから、野村克也監督はあえて「心」のことは言わなかったとのことだ。
公開日:2022.03.28