身体能力超一流選手から聞いた同一の言葉とは!?
阪神とロッテに在籍した鳥谷敬さん。
チームメイトだった糸井嘉男、藤浪晋太郎、佐々木朗希など身体能力がズバ抜けていた人たちのエピソードを教えてくれた。
それは「全力でプレーし続けると故障することが自分で分かっている」ということだ。
身体は鍛えることができるが、骨や腱などはなかなか意図的に強くすることは難しい。
例えば糸井嘉男は「本気で走り続けたら肉離れする」と言っていたという。
佐々木朗希に関しても、おそらく全力で投げているボールは1試合のうちに何球かしかないのではないかと話す。
藤浪晋太郎も先発の時は初めから全力で投げるわけではなかったが、リリーフの時はいきなりアクセル全開でいく。しかし、それが続けば体がおかしくなるかもしれないと話していたという。
つまり、こういった選手はここぞというところでは全力でのプレーを見せるが、少し力を抑えてもOKだという場面を察知して故障しないようにプレーしているのだ。
ちなみに鳥谷敬さんは謙遜しつつもそういった感覚になったことはないと話してくれた。
プロ野球選手は1年を通して活躍し続けることが求められるし、もっと言えばそれを何年も続けることで認められる世界。
これはまさに超一流選手だけが持ち得る感覚なのだろう。
公開日:2022.10.04