甲斐拓也がレギュラーキャッチャーになる前のソフトバンクにいた名捕手・細川亨の配球術!
鶴岡慎也さんがソフトバンクに在籍した2014~2017年、1軍にいたキャッチャーは細川亨、高谷裕亮、そして新人だった甲斐拓也だ。
そのなかでも細川亨は凄かったという。
具体的にはカーブをはじめとする緩いボールの使い方が上手かった。
カーブが苦手なピッチャーの時でもカーブを有効に使える。
特に「2ストライク目をカーブで取ることができて追い込めたら、次はストレートでも落ちる系のボールでも打ち取れる」と細川亨は言っていて、実際にそうだったという。
しかし、ここからが野球の難しいところ。
同じような配球を鶴岡慎也さんがやっても打たれてしまったというのだ。
ただ同じようなことをするだけではダメだった細川亨だけが持っている配球の方程式があったはずだと鶴岡慎也さんは言う。
ただ、その方程式を盗みたくても最後まで盗みきれなったとのこと。
キャッチャー、そして配球というものはとても奥が深い。
公開日:2022.09.07