肩、ヒジが壊れないギリギリのラインで毎日やらなくてはいけない準備
中継ぎ、抑えのピッチャーが肩を作る場所、ブルペン。
肩を作るのにチームルールのようなものはあるのか? それとも個々の判断に任されているのか?
マニアックだけど、とても興味深いブルペンの実態を語ってもらった。
肩の作り方というのは基本的に個々の自主性に負かされているという。
まれにベンチから電話がかかってきて「作っておいてくれ」という指示があるときもあるという。
9回の裏に投げる抑えの立場なら、8回の裏から肩を作り出すという。
中継ぎだと臨機応変にしないといけないので大変だ。
試合展開、相手の打順などを見ながら肩を作るという。
点差に関しては4点差までなら、何があるか分からないので肩を作るという。
投げる球数は7球か8球。人によってはもっと投げるが、内竜也さんはなるべく球数を減らしたかったので必要最低限のこの球数で試合に臨んでいたとのこと。
20球もブルペンで投げたら、試合に行っても同じくらい投げるわけで計40球~50球投げることになる。
こんなことを毎日やっていたら肩、ヒジは壊れると語る。
公開日:2021.06.12