ライバルであるはずの自分を励ましてくれる貴重な兄貴分
同じキャッチャーとして8歳年上の松井雅人。
若月健矢が腐りかけた時にも元気づける言葉を掛けてくれたというのだ。
同じチームで同じポジション。ライバルと言っていい存在であるのに。
松井雅人の人間性の素晴らしさが分かるエピソードだ。
ベンチでもボソッと的確なことを言ってくれることがある。
例えばソフトバンク戦で2点勝っている状態の最終回。
もし1人ランナーが出ると柳田悠岐に回るという状況、もしそうなってホームランを打たれたら同点という場面で「ランナー出したらギータに回るんだから、下位打線からでも気を引き締めろよ」などと声を掛けてくれるとのこと。
2021年、松井雅人の出場機会はわずか10試合だったが、リーグ優勝を成し遂げた縁の下の力持ちとしての存在は大きかったことは間違いない。
公開日:2022.03.19