大谷翔平が投げる150km台のツーシームもアメリカではチェンジアップと呼ばれている!?
テレビや雑誌の解説で「メジャーリーガーの投げるチェンジアップはエグい」と言われていることとを目にすることはないだろうか?
チェンジアップというとイメージとしては「速いストレートと思ってバットを振ると、実際には130km程度と遅くタイミングを狂わされるボール」という印象だろうが、メジャーリーグではこういったボールという認識は薄いという。
日本人投手で言うと西武・平良海馬が投げているチェンジアップ(本人は途中からフォークに変えたと発言あり)がメジャーリーグで言うチェンジアップに近く、スピードは140km程度出るという。
氏原英明氏が元メジャーリーガーの岡島秀樹に聞いた話を教えてくれた。
メジャーリーガーの打者はピッチャーの手首を見てバッティングをしているので、ピッチャーはチェンジアップを投げる時も手首をストレートの時と同じように使う。
なので、チェンジアップでも速いのだという。
文章:「ラブすぽ」編集部
※この動画は2023年1月31日に実施した野球ライター座談会の模様です。
参加ライター:氏原英明、中島大輔、花田雪
インタビュアー:松下憲一(日本文芸社)
公開日:2023.03.18