若いころは力勝負が多かったが
2020年シーズンをもってプロ野球を引退した吉見一起投手。
長く中日ドラゴンズをエースとして支え、08年から12年までは5年連続2桁勝利。 特に11年には18勝(3敗)。防御率1.65というずば抜けた成績で最優秀投手にも輝いた。
そんな吉見一起投手が15年間現役を続けてこれた大きな要因は「速い球だけでは生きていけない」ことに早いうちに気が付いたことだと語る。その頃から野球の見え方が変わったそうだ。
バッターを観察する「洞察力」こそがエース吉見一起の武器だったのだ。
公開日:2021.01.04