育成時代の千賀滉大といっしょにトレーニングをしていた時、フォークのアドバイスをしたことがある
2020年、惜しまれつつも中日ドラゴンズのユニフォームを脱いだ吉見一起さん。
2009年&2011年と2度の最多賞を獲得した中日ドラゴンズの元エースがオンライントークを披露してくれた。
フォークボールの印象が強い吉見一起さんだが、実は「おばけフォーク」のソフトバンク・千賀滉大とフォークボールについての驚きのエピソードを教えてくれた。
吉見一起さんはソフトバンクの千賀がまだ育成選手だったころ、何年か一緒にトレーニングをしていた時期があったという。
その時に千賀滉大が「フォークボールってどうやって投げるんですか?」と質問してきたので、フォークボールに関するのアドバイスをしたとのこと。
具体的には「フォークは真っすぐの軌道でいってから落ちないとバッターに見極められる。投げてフワッと浮くようなフォークだと通用しない」「ひと口にフォークと言ってもストライクにしたいフォークと、ボールに落とすフォークでは違う」など。
吉見一起さんは謙遜するが、「おばけフォーク」が生まれる一因を担ったのは間違いない。
公開日:2021.02.17