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小田急社員がFC町田ゼルビアと出会い取締役となったワケとは!?

FC町田ゼルビアと関わったきっかけとは?

-もともとは小田急百貨店で働いていたそうですが、FC町田ゼルビアとはどのような形で関わるようになったのでしょうか?

最初は2004年ですね。当時小田急の労働組合にいまして、上司から“街づくり”を担当するよう指示を受けたんです。その対象になったのが小田急の店舗がある町田でした。その時の町田は物騒なところもあって、人によっては悪い印象を持っていたので、まずは街のイメージを変えようと。そこで商店街などと一緒に“街づくり”を進めていく中、いろいろ調べてみると町田が“少年サッカーの街”だとわかったんです。それから、まだJリーグに加盟していなかったゼルビアと接点を持ち、現社長の大友健寿と出会いました。そして、当時クラブスタッフだった大友から、「クラブをJリーグに上げるために協力してほしい」と言われ、ボランティアのような形でクラブに関わるようになりました。

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-具体的にどんな手伝いをしたのでしょうか?

僕は小田急の社員だったので交通費だけもらい、できる範囲で、例えばクラブ内の業務改善のアドバイスだったり、試合運営のサポートだったり、集客のための企画を立てたり、いろいろなことをやってきました。一応名刺ももらって、最初は「スタッフ」という肩書きだったんですけど、いつの間にか「企画部長」になっていましたね(笑)。

-2016年にゼルビアの取締役に就任しています。

小田急を辞めて、クラブの取締役になりましたけど、退職した一番の理由はクラブ経営に関わるためではなかったんです。実際ゼルビアでは社外取締役という形で関わり、それとは別に今2つの会社を経営していて、もともとは起業するために小田急を離れたんです。昨年10月にはサイバーエージェント社がクラブの経営に参画し、僕自身はそのタイミングで取締役を外れ、現在はクラブアドバイザーとしてクラブをサポートさせていただいています。

【インタビュー】株式会社ゼルビア クラブアドバイザー
株式会社デリシャスタイム 代表取締役社長
株式会社ライフパフォーマンス 代表取締役
岡本健一

◆経歴◆
1966年2月11日生まれ、京都府県出身
1991年に株式会社小田急百貨店に入社し、イベント企画、商品部のバイヤーなどを担当。2004年にFC町田ゼルビアと接点を持ち、以降長年にわたってクラブをサポートした。2016年に小田急百貨店を退職し、株式会社デリシャスタイムを設立、同年に株式会社ゼルビアの取締役に就任。2017年に株式会社ライフパフォーマンスを設立し、2018年10月からはゼルビアの取締役を退き、クラブアドバイザーを務める。

【取材元】スポジョバ〜スポーツ業界に特化した求人メディアサイト〜
取材・構成=久下真以子
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