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埼玉西武ライオンズ・レディース、‟選手全員の使命″とは?

Text:久下真以子

六角彩子選手インタビュー

女子野球のアマチュアクラブチーム、「埼玉西武ライオンズ・レディース」。副キャプテンとして活躍を期待されるのが、六角彩子選手(28歳)。

W杯に4大会連続で出場し、普段は東京・六本木にあるトレーニングジム「加圧スタジオ Fusion 六本木」に勤務。

「トレーナー」と「野球選手」の二足の草鞋だからこそ得られたものとは?
女子野球の普及を通して実現したい世界とは?

六角選手の思いをインタビューしました。

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選手として高いレベルを

ーー「埼玉西武ライオンズ・レディース」、今回初めて知りました。

六角:テレビのニュースでも取り上げられて、ライオンズファンの方にも認知していただけたというのは、応援してもらう意味ですごくありがたいですね。私自身ずっとライオンズファンで、松坂大輔投手が大好きだったのですごく嬉しいです。

ーーそれは嬉しいですね!これまでは別のクラブチームにいらしたと思いますが、移籍のきっかけは何だったのでしょうか。

六角:前のチームでは年次も上の方になってきて、監督・コーチ業と兼任で選手をやっていたんです。でももう一度、選手1本で頑張ってみたいという思いがあって。
そんな時に「埼玉西武ライオンズ・レディース」がレベルの高い選手を集めて発足するという話を聞いて、自分から話を聞きに行きました。

ーーチームとしては、試合のほかにも活動を予定しているのでしょうか。

六角:リーグ戦やシーズン中以外では、野球教室をどんどん行っていきます。女子野球の普及が今のチームの選手全員の使命でもあると思うんですよね。
シーズン中は、基本的に土日祝を中心に、練習や試合ですね。あとは平日に大学の女子野球部に混ぜてもらって、一緒に行う予定です。

ーーこれから忙しいシーズンが始まるのですね!

六角:そうですね。でも野球は私にとって形的には趣味でもあるので、確かに休みはないかもしれないですけど気持ち的にはリフレッシュできる時間でもありますし、とても楽しみです。

【インタビュー】埼玉西武ライオンズ・レディース選手 六角彩子(ろっかく・あやこ)
◆経歴◆
茨城県出身、28歳。
「埼玉西武ライオンズ・レディース」内野手。「加圧スタジオ Fusion 六本木」パーソナルトレーナー、野球教室講師。理学療法士の資格も持つ。小学校4年生から野球を始め、2010年~2016年まで日本代表として活躍。出場した女子野球W杯では全て優勝。2010年大会で首位打者・大会MVP、2012年大会で最優秀守備選手賞。松坂大輔のファン。

(取材・構成=スポジョバ編集長 久下真以子)

【取材元】スポジョバ〜スポーツ業界に特化した求人メディアサイト〜
取材・構成=久下真以子
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