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日本におけるイニエスタのサッカーファン以外からの認知度は想像よりも低かった!

「FCバルセロナという世界最高峰のサッカークラブと、NBAの強豪チームであるゴールデンステート・ウォリアーズのユニフォームには『Rakuten』のブランド名が刻まれ、世界中のスポーツファンからの認知が広がり、そしてそれは確実に成功しています。

そして、2018年5月に、楽天グループのヴィッセル神戸がFCバルセロナに所属していた、アンドレス イニエスタ選手の獲得を発表し、日本だけでなく世界のサッカーファンを驚かせました。実力だけでなく、世界的に発信力・影響力のある世界的トッププレイヤーの加入により、ヴィッセル神戸の強化、引いてはアジアでNo.1クラブを目指すという目標が立てられたのです。さらには、アジア全体のサッカー界の活性化にもつながるものと期待しています。彼がいるからこそビジャ選手、フェルマーレン選手、酒井高徳選手をはじめ、世界各国の代表や日本代表クラスの選手たちが集まりだしてきています。

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最初にイニエスタ選手の移籍報道があった際、我々の部署でリサーチをしました。当時の彼の日本における認知度は想像よりも低く、彼の影響力をどのようにブランドとビジネスに活用・変換していくのかというのは企業としての課題となりました。実際のところ彼は、サッカーファンからしたら最高峰の選手ですが、一般にはそれほど知られていなかったのです。そうした状況下で、彼の持つ世界的な価値や伝説の数々、そして素晴らしい人間性を含め、サッカーを知らない方々にも伝えていくというブランディングへの取り組みが始まったのです。

その中で、彼のマネジメントチームと一緒に“アンドレス イニエスタ”のブランディングをしながらマネタイズしていくという構想が思い浮かびました。具体的にその”マネタイズボックス”は4つに分類されます。

1つはスポンサーシップのセールス活動です。アンドレス イニエスタの影響力をもってイベントや、PRをしたいという企業はたくさんいますので、そうした企業とお繋ぎするというところ。我々が管轄になってからは大手スポーツメーカーや消費財メーカー、エンターテイメント企業などを繋げています。

2つ目の軸は、スクールビジネスです。もともと、スペインで彼が行っていたジュニア向けのサマーキャンプで”イニエスタ メソドロジー”という独自トレーニングプログラムがありました。すごく簡単に言うと、イニエスタのような創造的なプレイヤー、そしてピッチを離れても模範的な人間になろう、という教育プログラムです。これを日本でも展開していこうということになりました。

3つ目はマーチャンダイジングビジネスです。スポーツメーカーとスパイクを共同開発しているのはその一例です。そして4つ目がメディアビジネス。イニエスタはSNSのフォロワーが世界トップクラスに多いサッカー選手の一人で、全てのプラットフォームを合わせると8,000万人を超えます。日々、ファンが増え続けるので私たちも正確な数字を把握するのが難しい状況なのですが、彼の影響力をどうすればメディアビジネスに活用できるのかというところを今、戦略面から考えています。

スペイン人たちは日本でプレーする選手のことを気にかけているということもあり、メディアとしての顕在的ニーズがあるのです。そこに対して彼の現在を伝えられるメディアを作れたら良いなと考えています。」

【インタビュー】楽天株式会社
グローバル スポンサーシップ オフィス ヴァイス オフィスマネジャー 堀弘人

【取材元】スポジョバ〜スポーツ業界に特化した求人メディアサイト〜
取材・構成=久下真以子
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