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フリースタイルフットボール日本一の木村泰が辿り着いたフリスタ観とは!?

「勝つ」と「楽しむ」。日本一を極めた男が見つけた、フリースタイルフットボール観

ー海外で腕を磨いた木村さんは、2010年には日本フリースタイルフットボール選手権で優勝しました。

「他にもPVやWebCM、ショーにもたくさん出させていただいて、とても楽しかったです。2008年にはDragon AshのPVにも出ました」

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ーそれはすごい。

「当時は自分の中で整理しきれてませんでしたが、今思うと、”大会”と”それ以外”。つまりショーやPVへの出演ですが、別物だったなと思います。大会は大会用に30秒と決められた中で構成を考えて、自分を出し切らなきゃいけない。逆に撮影は撮影で、こういう見え方があるからこそこういう練習をした方がいいだろうって。別の準備が必要でした」

ーフリースタイルフットボール1本で生きていた20代から今の仕事に就くまで、どんな変化があったのでしょうか。

「徐々に体力が落ちてきたのもあるし、将来のことを考え始める時期でもあって。”フリースタイルフットボールだけ出来てもダメだな”って危機感を覚え始めたんです。たぶんプロ野球選手やプロサッカー選手も、”これがなくなったら何が残るんだろう”という不安は少なからずあると思うんですけど。それで、元々知り合いだった今の会社の上司に連絡して、相談に乗ってもらったのがきっかけです」

ーフリースタイルフットボールを辞めたわけでも、減らそうとしたのでもなくて、もう1つ何か別のことをやらないといけないという気持ちから行動を起こしたのですね。

「そうですね。勝つことよりも”こんなすごい技できたら楽しいな”とか、大会よりも大事な何か、を持っていたいのが自分のフリースタイルフットボール観。だから、決して辞めたわけではなくて、常に自分のやりたいように自分の形にしていきたいですね」

【インタビュー】 株式会社ブースト 木村泰

◆経歴◆
1986年、東京都出身。東海大学付属高輪台高等学校、東海大学建築学科卒。小中高でサッカー部キャプテン。大学からフリースタイルフットボールをはじめる。「日本フリースタイルフットボール選手権」優勝1回 準優勝1回。「RedBull Street Style Japan」 準優勝1回。「WahWahWah!!!ショーケースコンテスト」ファイナリスト。他、イベント、ショー、WebCM、PV出演多数。現在は「株式会社ブースト」の正社員としてイベントの企画運営にも携わっている。

【取材元】スポジョバ〜スポーツ業界に特化した求人メディアサイト〜
取材・構成=久下真以子
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