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卓球日本代表丹羽孝希を支える敏腕マネージャーが語る「個人とチームスポーツ」の違いとは?

「個人スポーツ」と「チームスポーツ」の違いとは?卓球で新たに始まったチャレンジ

ーどんどん夢を叶えていった上野さんですが、2017年12月には東京に戻ってきました。

少し、小休止のために帰ってきました。年が明けて2018年には平昌オリンピックがあって、ディレクター業務などをしながら過ごしていたのですが、その年に出会ったのがTリーグの求人でした。そこでも広報やPR、SNS関連の仕事をしていて、そのつながりで出会ったのが今の「株式会社スヴェンソンスポーツマーケティング」です。Tリーグのイベントで今の会社の会場を使わせてもらっていたご縁で、社長からオファーをいただいたんです。

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ーそのオファーの内容が、今の仕事である「マネジメント」だったわけですね。

「卓球選手だけどどう?」と社長に言われました。今までは野球だったけど、選手のサポートで言えば近いことはやってきたので、自分にも役に立てることがあるんじゃないかと思ってお受けしました。弊社が卓球選手のマネジメントを今年の4月から始めるのを機に、マネージャーを探していたようです。だから弊社には今年の2月に入社して、4月からマネージャーになったばかりなんです。

ー卓球と野球では、違いはありましたか?

チームスポーツか個人スポーツなのかでアプローチの仕方は全然違いました。チームスポーツだと、チームそのものにファンがついたり、スポンサーもつくので「チーム全体」で見られることが多いですが、個人スポーツは「選手自身」の一挙手一投足が注目されるので、成績だけで判断されないようにしていかないといけないなと思いました。もちろんそれはチームスポーツでも同じだと思いますが、より強く感じましたね。

ー確かに、「松井稼頭央さんが楽天に移籍したから西武ファンを辞める」ということにはあまりならないですよね。

多少はあると思いますが、基本的にはそう思っています。でもやれることはまだまだあると思っていて、私自身マネージャーの経験が初めてですし、卓球業界の知識もまだまだこれからなので、手さぐりで突き進んでいるという形です。

【インタビュー】 株式会社スヴェンソンスポーツマーケティング 上野香

◆経歴◆
1989年、埼玉県新座市出身。東京スクールオブビジネス(マスコミ広報学科スポーツ誌編集専攻)卒。小学生の時に見ていた西武ライオンズの試合がきっかけで、スポーツ業界を志す。テレビ局の制作会社、西武ライオンズの映像編集、BCリーグ「福島ホープス(現福島レッドホープス)」球団職員など複数回の転職を経て、2019年2月「株式会社スヴェンソンスポーツマーケティング」に入社。2020年東京オリンピックの卓球日本代表入りを確実とした丹羽孝希選手や、東京パラリンピックでの金メダルを目指す岩渕幸洋選手のマネージャーとして活躍中。

【取材元】スポジョバ〜スポーツ業界に特化した求人メディアサイト〜

スポジョバは、2019年8月23日にリリースしたばかりのスポーツ業界に特化したマッチングサービスです。スポジョバのサイト内には、スポーツ業界の求人情報を中心としつつ、特集記事やセミナー、イベント情報も掲載します。「スポーツ好きなあなたがスポーツ業界をもっと良くする」をコンセプトに「価値あるスポーツの繋がりを作る」ことをミッションにしています。

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