「他業界でスキルを生かすことも、スポーツ業界への貢献」。可能性は∞
ー山田さんは新卒でスキー用品メーカーの「日本ノルディカ」で営業と広報。その後「ナイキジャパン」でセールスオペレーションやマーケティング、バスケットボールのカテゴリービジネスマネージャーを経て、おととしの12月からアダストリアに転職しています。
アダストリアからは当初「スポーツ分野」ではなく、「コーポレートブランディング」としての仕事の要請をいただいたのです。スポーツ業界で広報を10年くらいやっていいたのでそのスキルを他の業界でも生かせるのではないか、そして自分も新たなチャレンジをしてみたいという思いもあったので、決めました。
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ースポーツ業界をいったん離れたけれど、結果的にスポーツに戻ってきたと(笑)
本当に偶然で、まさかこうやってまたスポーツに携われるのもご縁かなと思います。スポーツ業界で仕事していたものが、他業種でまたスポーツに関われることは、不思議なものを感じます。今後、自分がスポーツでやってきたことをファッション業界で生かせていけば、両方の経験が大きな財産になりますね。
ー今スポーツ以外の業界にいらっしゃる方も、スポーツ業界で自分のスキルを生かせそうですよね。
企業側がどういった人物を求めているかにもよりますが、ポジションが当てはまれば生かせると思っています。あとは本当にスポーツに関わる仕事ってどこに何があるかわからない。保険会社さんがスポーツに関わっていたりしますし、健康になればその分保険料が安くなるという話も聞いたことがあります。色んな所でスポーツにつなげられる要素は多いので、可能性は無限大なんじゃないかな。
ー山田さん自身の今後の夢を教えてください。
今はコーポレートブランドをどうやって大きくしていくかということが自分のビジョンです。それ以外でいうと自分がスポーツ好きなので、何らかのメジャーじゃないスポーツや、そのスポーツに関わる人たちをもっともっと知ってもらう機会を作れるような仕事に携われたらというのが、夢です。
【インタビュー】 株式会社アダストリア 山田一成
◆経歴◆
1969年、富山県高岡市出身。1992年に日本ノルディカ株式会社に入社し、セールス・マーケティングを担当。1997年にナイキジャパンに入社。セールスオペレーションやマーケティング、バスケットボールのカテゴリービジネスマネージャーを務めた。2017年、現在の株式会社アダストリアに入社。ラグビーが大好き。
【取材元】スポジョバ〜スポーツ業界に特化した求人メディアサイト〜
取材・構成=久下真以子
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公開日:2020.05.13