雲の図鑑

霧と“もや”、名前は違うけど同じもの?【最新の国際基準で見わける 雲の図鑑】
とても小さな水滴が空中を多数漂っている状態が霧 視程が1km未満なら霧、1km以上なら、もや 霧ともやは、地表付近に微細な水滴(0.001~0.1mm)が多数浮遊し、見通しが悪くなる現象です。 両者の違いは、どのくらい遠 […]

早朝を狙え!「雲海」が消える前に見るべき黄金タイムとは【最新の国際基準で見わける 雲の図鑑】
高いところから見える、雲を敷き詰めたような雲海 雲を高いところから見下ろした状態 山登りなどで標高を上げていくと雲の上に出て、足元に見事な雲海が広がって見えることがあります。 雲海はおもに層雲からなり地形の低いところが雲 […]

晴れの空に現れる異形の雲──その名はレンズ雲【最新の国際基準で見わける 雲の図鑑】
下層類 層積雲【レンズ雲】 レンズ雲[れんずぐも] lenticularis len別名[さや雲・莢状雲] 遭遇チャンス:★★★ 雲の輪郭が流線形になる 強風や地形の影響を受け、ロールパンやアーモンドのような流線形になっ […]

空に浮かぶ『クラウドシート』板状に並ぶ層状雲の美しすぎる正体【最新の国際基準で見わける 雲の図鑑】
下層類 層積雲【層状雲】 層状雲[そうじょううん] stratiformis str別名[クラウドシート] 遭遇チャンス:★★★★★ 雲が板のように平たく並ぶ 低いところに浮かぶ層積雲は、観察者との距離が近いため、雲の立 […]

最多18種類!「くもり雲」と言われる層積雲の特徴とは?【最新の国際基準で見わける 雲の図鑑】
層積雲[そうせきうん] Stratocumulus Sc俗称[くもり雲・かさばり雲・うね雲] 発生高度:2,000m以下 ありふれた雲。だけど、とても表情が豊か 低いところに浮かぶ雲で、とくに朝と夕方に多く、夕方には日中 […]

天気が悪いときによく見る“高速で移動する乱層雲”とは?【最新の国際基準で見わける 雲の図鑑】
中層類 乱層雲【ちぎれ雲】 ちぎれ雲[ちぎれぐも] pannus pan別名[片乱雲・黒猪] 遭遇チャンス:★★★★★ 雲の下を黒雲が流れていく 乱層雲の雲の下を、黒っぽい雲が次々と流れていく状態をいいます。雲の形は不規 […]

“雨の暖簾”が空にかかる!「尾流雲」の見分け方とは!?【最新の国際基準で見わける 雲の図鑑】
中層類 乱層雲【尾流雲】 尾流雲[びりゅううん] virga vir別名[尾曳雲]遭遇チャンス:★★ 雨のすじが地表に到達しない 乱層雲からの降水は、地上からも雨や雪としてしっかりと認識できます。しかし、降り始めや、やみ […]

『あの雨、どこまで降ってる?』境界線が見えない降水雲の見え方とは【最新の国際基準で見わける 雲の図鑑】
中層類 乱層雲【降水雲】 降水雲[こうすいうん] praecipitatio pra別名[雨雲・雪雲]遭遇チャンス:★★★★★ 乱層雲は、ふつう降水雲 細分類のうち降水雲は、「降水あり」という特徴を付記するためのものです […]

空に現れる“くろっちょ”の正体とは? 雨を知らせる「ちぎれ雲」の見分け方とは?【最新の国際基準で見わける 雲の図鑑】
中層類 高層雲【ちぎれ雲】 ちぎれ雲[ちぎれぐも] pannus pan別名[こごり雲・黒猪] 遭遇チャンス:★★★★ ちぎれたような雲が流れる 高層雲の下に小さな雲が次々と流れていく状態です。 小さな雲は不規則にちぎっ […]

高層に漂うレースのような雲「半透明雲」を見つけるコツとは?【最新の国際基準で見わける 雲の図鑑】
中層 高層雲【半透明雲】 半透明雲[はんとうめいうん] translucidus tr別名[おぼろ雲] 遭遇チャンス:★★★★★ 雲越しに見る太陽はおぼろげ 細分類(変種)のうち、雲の厚さに注目したのが半透明雲と不透明雲 […]

空を一様に灰色に変える、メリハリのない雲「高層雲」の特徴とは【最新の国際基準で見わける 雲の図鑑】
空を一様に灰色に変える、メリハリのない雲 高度2,000~7,000mのところに浮かぶ雲で、空の広い範囲をべったりと覆います。 雲の隙間はほとんどなく、一様に灰色で色ムラは目立ちません。 雲に模様ができたとしてもコントラ […]

青空を漂う“雲のクラゲ” その儚く美しい正体とは?【最新の国際基準で見わける 雲の図鑑】
まるで、青空という海を泳ぐくらげのような “くらげ雲” 乾燥した「空気の泡」が、雲の下側をかき乱す 空に浮かぶ 雲 の下側がふわふわとかき乱され、まるでくらげのような姿をした「くらげ雲」。 おもに巻積雲や高積雲に見られる […]