コラム

国際プロのエース。 ストロング小林さん死去【二宮清純 スポーツの嵐】

逆三角形の身体に憧れて  昨年の大みそかに膿肺のため81歳で亡くなったストロング小林(本名・小林省三)さんは、IWA世界ヘビー級王座を25回も防衛したことのある国際プロレスの看板レスラーだった。  身長187センチ、体重 […]

地球上の「磁場」はどのように発生したのか?【地学の話】

磁場の起源とその逆転はあったのか? 現在の地球は、自転軸にほぼそった向きにN極とS極の並んだ棒磁石のような磁場(双極子磁場)を持っています。融けた鉄でできている中心核の中で流体の運動が電流となり、電磁石となっている(ダイ […]

抜群のチームプレイで高確率で獲物をしとめる【眠れなくなるほど面白い 図解 ハンター生物の話】

リカオン リカオンはアフリカのサバンナに生息するイヌの仲間で、パックと呼ばれる群れで暮らしています。パックはそれぞれ数頭のオスとメス、その子どもたちからなり、平均すると10頭前後ですが、中には50頭以上の大所帯もあります […]

地球の「季節」はいったいどのように生まれたの?【地学の話】

地球の地軸が動くとどうなるのか 日本には四季があり、人々は夏の暑さや冬の寒さを感じながら季節の移り変わりを楽しんでいます。この春夏秋冬の四季はどうして生まれるのでしょうか? 太陽の周りを地球が楕円を描きながら公転している […]

待ち伏せが得意な地上最大の肉食動物【眠れなくなるほど面白い 図解 ハンター生物の話】

ホッキョクグマ フワフワの白い毛におおわれた大きな体をユッサユッサと揺らしながら歩く姿が愛嬌たっぷりで、動物園でも大人気のホッキョクグマ。しかし、そのイメージとは裏腹に、クマ科の中では珍しく肉食を好む、地上最大のハンター […]

人類が見つけた世紀の発見!太陽をまわる惑星はなぜ楕円軌道なのか?【地学の話】

惑星の楕円軌道の発見は科学革命となった 「地球は太陽を中心とする円軌道をまわっている」これは大きな誤解です。この機会に誤解を正してほしい。17世紀の天文学者、ヨハネス・ケプラーは天体の運行に関する膨大な観測結果をまとめて […]

サバンナを駆け抜ける最速のスプリンター【眠れなくなるほど面白い 図解 ハンター生物の話】

チーター チーターは言わずと知れた世界最速の陸上動物。最高速度は時速100㎞を超え、サラブレッドの時速77㎞と比べても段違いのスピードです。人間を襲うことはほぼなく、かつてはインドなどで狩猟用として飼育されていました。 […]

地球はどのようにして誕生したのか?【地学の話】

多様な隕石の2段階による合体でできた地球 太陽系は、今から約46億年前にできました。太陽だけではなく、太陽系の惑星も同時にできました。最初は星間ガスの回転濃集から始まり、やがて中心星の太陽とそれを取り巻く円盤が形成される […]

オスは見張り役でメスだけで獲物をしとめる【眠れなくなるほど面白い 図解 ハンター生物の話】

ライオン ライオンは、ネコ科の動物としては珍しく、プライドと呼ばれる群れで暮らします。プライドはオス1~3頭、メス1~5頭とその子どもからなり、狩りも群れで行います。ライオンが狙うのは、アフリカスイギュウやヌー、シマウマ […]

日本家屋の瓦にはどんな意味がある?そこに込められた人々の願いとは【建築の話】

瓦の歴史とメッセージ 屋根の材料にはいくつかの種類があります。かつては建物の用途や格によって、つかいわけや制限がありました。 神社の屋根には自然素材が多くつかわれています。茅で葺く茅葺き、檜の樹皮で葺く檜皮葺き、木材の薄 […]

十二縁起で述べていることはすべて「ない」【眠れなくなるほど面白い 図解 般若心経】

乃至無老死(ないしむろうし) お釈迦様が説かれた十二縁起の項目は、次のようなものです。 「① 無む 明(みょう=無知)→②行(ぎょう=自己形成)→③ 識(しき=認識作用)→④名色(みょうしき=自我の諸要素)→⑤六処(ろく […]

無知や迷いはなく、それらの消滅もない【眠れなくなるほど面白い 図解 般若心経】

無無明 亦無無明尽(むむみょう やくむむみょうじん) 先に、「仏教でいう『法』は、お釈迦様の成道によって明らかにされた『物事のつながり』という意味でも使われる。それを説くのが説法」だと述べました。お釈迦様は、ブッダガヤー […]
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