コラム

「一寸法師」の昔話など小さくするのが好きな日本人!盆栽に秘められた驚きの哲学とは?【建築の話】

庭をポータブルにした盆栽とその奥深さ 米粒に文字を書いたり、割りばしの先を刻んで仏像をつくったり、日本には昔から小さなものにこだわる文化があります。今や世界中に愛好家を持つ盆栽もその一つでしょう。 盆栽はただ小さな樹木を […]

観音様が深い修行をしているときに起きたこと【眠れなくなるほど面白い 図解 般若心経】

行深般若波羅蜜多時(ぎょうしんはんにゃはらみたじ) 瞑想するお釈迦様にいざなわれるように瞑想に入った観自在菩薩。それは、深遠な「般若波羅蜜多」という修行でした。「その深い修行をしているときに」というのがこの部分の意味です […]

「借景」という言葉の意味とは?日本独自の庭園鑑賞の楽しみ方【建築の話】

主役は庭ではない、外の景色が主人公 借景とは字のとおり、外部の景観を借りて庭をつくる造園法です。本来、外の景色は庭を演出する引き立て役のはずですが、そちらが主役になって、庭の方が脇役になってしまうことがあります。 たとえ […]

「お釈迦様の言葉」だが語り手は観音様【眠れなくなるほど面白い 図解 般若心経】

観自在菩薩(かんじざいぼさつ) お経は難しく、わけがわからないと思われがちですが、実はどのお経も、一幕もののドラマ(劇)になっています。 般若心経も同じです。ただし、般若心経はやや特殊で、ドラマの舞台や設定の説明がなく、 […]

東海道五十三次や六義園など全国の景勝を模した回遊式庭園の楽しみ方とは!?【建築の話】

回遊式庭園という形式とその楽しみ方 回遊式庭園は、室町時代から江戸時代にかけてつくられた日本庭園の形式です。多くは、中央に池があり、その周囲に小庭が並ぶ構成になっています。園内を歩いてみると、視界に新しい小庭が次々と現れ […]

経題(お経のタイトル)【眠れなくなるほど面白い 図解 般若心経】

仏説摩訶般若波羅蜜多心経(ぶっせつまかはんにゃはらみたしんぎょう) 一行目は経題(きょうだい)、つまりお経のタイトルです。実は、般若心経のサンスクリット原典の冒頭に題はありません。インドの古い書物では、冒頭に題は書かず、 […]

千利休の茶室はなぜ四畳半の空間なのか?【建築の話】

4枚半の畳で宇宙をつくる お茶を飲むという行為は、葉のエキスと湧き水を体内に入れる、いわば「自然を飲む」ことだといえます。そのための空間である茶室が、山里にある簡素な庵を意識してつくられたのも当然だといえるでしょう。 茅 […]

否定語の底にある大切な意味【眠れなくなるほど面白い 図解 般若心経】

般若心経は何をいっているのか 般若心経を初めて見た人でも、お経の意味がわからない人でも、「空・無・不」という文字が多いことはひと目でわかるでしょう。 その印象から、なんとなく「ネガティブで悲観的なお経」だというイメージを […]

神社にある「鳥居」や「しめ縄」は何のためにあるの?【建築の話】

しめ縄と鳥居からのメッセージ 神社と寺院の違いはいくつもありますが、その一つはしめ縄と鳥居です。しめ縄は蛇の交尾を表したものです。脱皮を繰り返して成長する蛇は再生と永遠の生を象徴する、神に近い存在と崇められてきました。 […]

心を落ち着かせて読経や写経を【般若心経】

般若心経への親しみかた 般若心経への親しみかたとしては、ほかのお経と同じく、読経や写経があります。262文字の短いお経なので、慣れない人でも読経や写経を行いやすく、初心者にもぴったりです。 それでいながら、何度も読経や写 […]

神社の向く方角にはそれぞれに意味があるって知ってた?【建築の話】

神様は南に向いているだけではない 神社に鎮座する神様はどの方角を向いていると思いますか? いちばん多いのは南ですが、そればかりではありません。実は神様によって方角の好き嫌いがあるのです。 まず神様がどこにいるのか確認して […]

般若心経をより深く理解するために【眠れなくなるほど面白い 図解 般若心経】

大本の存在や時代背景もヒントに 般若心経は、その全体が祈りの言葉ともいえ、音とリズムに身を委(ゆだ)ねることも重要です。しかし、意味をより正確に知っておけば、さらにその味わいも深まり、自分自身の般若心経を体験できるでしょ […]
インフォテキストが入ります