解剖学

人体で最も長い臓器である小腸の長さって、 どれくらいあるの?【図解 解剖学の話】

人体で最も長い臓器で、伸ばせば6~7メートル お腹でからまらないのは腸間膜のおかげ 小腸(しょうちょう)は「十二指腸(じゅうにしちょう)」「空腸(くうちょう)」「回腸(かいちょう)」からなる消化器官です。十二指腸を除く小 […]

どうしてげっぷが出るの?そもそもげっぷはどんな物質?【図解 解剖学の話】

胃が内部の圧力を下げようとするため げっぷのもとは飲み込んだ空気 ご飯を食べたあとなどに出てしまう、げっぷ。いったいどうして出るのでしょうか。その正体を知るには、食道に近い胃の上端部で、袋の形をした「胃底(いてい)」がカ […]

胃には、どれくらいの量を入れられるの?【図解 解剖学の話】

胃の容量は成人でビール瓶2~3本分くらい 胃は食べ物を一時的に保管する貯蔵庫 胃の役割を聞かれたら、多くの人は「食べ物を消化すること」と答えるかもしれませんが、実際には少し違います。胃の最も大事な役割は、食べた物を一時的 […]

どうして食べ物がのどに詰まるの?食道と気道の切り替えとは?【図解 解剖学の話】

食道と気道の切り替えを失敗すると詰まる 動物の食道と気道は完全に分かれている 急いで食事をすると、食べ物がのどに詰まることがありますが、ヒト以外の哺乳(ほにゅう)類にはありません。なぜなら、のどの構造が違うためです。ヒト […]

脾臓は切られても大丈夫というのは、ほんとう?【図解 解剖学の話】

大丈夫だが、脾臓は健康に寄与している 走ったときに痛くなる左脇腹の臓器 体内には名前こそ知られているものの、役割についてはよく知られていない臓器がいくつかあります。その代表格が、脾臓(ひぞう)でしょう。脾臓は左脇腹にある […]

血液型は、 どうやって識別されるの?【図解 解剖学の話】

赤血球の表面にある糖鎖の違いで区別している 最もポピュラーな鑑別法はABO式 血液にはいくつもの分けかたがありますが、最も広く使われているのは、1900年にオーストリアで発見された「ABO式」と呼ばれる方法です。血液をつ […]

低血圧、高血圧は、 何を意味しているの?【図解 解剖学の話】

血圧の異常は体に問題が起こりつつあるサイン 低血圧は体に十分な血液が循環していない 血圧とは、心臓から送り出された血液によって、動脈が押し広げられるときの圧力のことをいいます。血圧計に表示される「最高血圧」は、心臓の筋肉 […]

拍動は左胸に感じるから、 心臓があるのも左胸?【図解 解剖学の話】

体を解剖すると、心臓は胸のほぼ中央にある 拍動を左胸で感じるのは心尖が左にくるため 胸に手をあてると、拍動を感じるのは左側です。そのため、心臓は左胸にあると思いがちですが、実は胸のほぼ中央に位置しています。心臓でいちばん […]

心臓は1日に何回くらい動いているの?血液を循環させるポンプのしくみとは【図解 解剖学の話】

1日で約10万回、一生で30億回拍動する 体が大きい動物ほど寿命が長い 心臓が1日に何回動いているのかは、1分間の脈拍を数えることで知ることができます。成人では1分間に約70回動いているので、単純に計算しても1日で約10 […]

女性と男性で 呼吸法が違うって、ほんとう?【図解 解剖学の話】

女性は胸式呼吸、男性は腹式呼吸が多い 胸式呼吸は、肋骨のはたらきを使う呼吸法 空気を吸い込んで、肺のなかに酸素を取り込み、二酸化炭素などのいらないものを吐き出すのが呼吸です。実は、呼吸には2つの種類があります。1つは「胸 […]

肺には、みずからふくらむ力がないの?【図解 解剖学の話】

横隔膜と肋間筋のおかげで肺は呼吸できる 肺に空気が流れ込んだり、押し出されたり 肺はみずからの力でふくらんだり縮んだりして、空気を吸い込んで、吐いていると誤解されがちですが、実はそうではありません。その点、自分の力で拍動 […]

肺はどうやって酸素を取り込んでいるの?たたみ約37畳分の器官がガス交換をする!?【図解 解剖学の話】

肺胞で酸素が毛細血管に取り込まれる たたみ約37畳分の器官が行なうガス交換 ヒトはもちろん、動物は酸素を吸って、二酸化炭素を吐き出す「呼吸」をして生きています。呼吸をすることで、私たちの体のなかでは酸素と二酸化炭素を交換 […]
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