テークバックで身体がスムーズに回るために意識する部分とは!?
テークバックでは、「手ではなく身体を回せ」と言われます。このアドバイスを聞いたとき、皆さんはどの部分を動かそうとしますか?
ほとんどのゴルファーが、肩か腰を回そうとするのではないでしょうか。
しかし、実際にやってみるとわかりますが、肩や腰は自分で回そうと思っても回りません。
身体の構造上、肩や腰だけを回すのは不可能なのです。
では、どこを動かせばいいのか?
答えは、みぞおちです。具体的には、胸の下あたりを右にズラします。
そうすると、みぞおちが右足の上に近づくとともに肩が回り、それに連動して腰も回ります。
もうひとつ、テークバックをする際に気をつけておきたいのは、上体の軸を右に傾け、ボールを右斜め上から見る〝ビハインド・ザ・ボール〟の姿勢を作っておくことです。
軸が右に傾いていれば、みぞおちをスライドさせることによってアゴの下に肩がスムーズに入ってきますが、身体が左に傾いていると、肩も腰も回ってくれません。
身体の動きとしては、ビハインド・ザ・ボールとみぞおちのスライドを意識するようにしましょう。
出典:『ゴルフレッスンプラスvol.8』
【レッスンプロ/出演者情報】
●新井淳
Score personal golf lesson主宰。JGTOメンバーを経て指導の道へ。打撃動作を研究し、独自の理論を確立した。現在、YouTubeチャンネル「新井淳・スコアパーソナルゴルフ」を展開中。小田急線相模原駅近くにあるスタジオには、悩めるゴルファーが全国から集まる。
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公開日:2021.09.26