入る確率を上げるためには構えの手順を守ることも大切
アドレスに入るとき、ただ何となく構えている人も多いようですが、パッティングの成功率を上げるためには、一定の手順を踏んで構えに入ることも重要なポイントになってきます。その手順が自分のルーティーンとなれば、さらに成功率はアップするはず。ここでは私がお勧めする手順を紹介します。
①打ち出したい方向にスパットを見つける ②そのスパットに対して頭の中でラインを描く ③そのラインに対してスタンスを正しく取る ④前傾してポスチャーを決める ⑤グリップする ⑥ヘッドをボールの手前にセットする
この手順を見てもわかる通り、フェースの向きを目標に合わせるのは最後。それよりも、③の「ラインに対して正しく立つ」ことが先決となります。また、両足つま先のラインに対してフェースが直角になっているかどうかもポイント
になります。この手順通りに構えられるように家練に励んでください。
出典:『とことん上手くなる!パッティング家練メソッド』著/松本哲也
【書誌情報】
『とことん上手くなる!パッティング家練メソッド』
著者:松本哲也
ゴルフのパットがうまくなるために、1アドレス(構え方)、2ストローク(打ち方)と距離感、3グリーンの読み方を写真を交えてその方法をわかりやすく解説。ラウンド当日の練習方法も、5分間~20分間の練習時間別に紹介。パッティングは、グリーンの傾斜を読む力、その感性を育むために必要な基礎技術をこの本で体得していただきたいと願いながら書きました。技術と感性が向上し、スコアアップに、そしてゴルフのおもしろさアップにつながりましたら幸いです。
公開日:2021.10.30