菅原大地が贈る究極のレッスン
力で飛ばすな!“サイコースウィング”で飛ばせ!
アマチュアゴルファーの悩みランキングでは、常にNo.1に君臨するスライス。それだけに、いろいろな解決方法が紹介されているが、どれを試しても上手くいかないというゴルファーも多いという。そんな“頑固”なスライサーを、菅原大地ならどうやって直すのか?これを読めば、長年の悩みから解放されること間違いなし。
【スライスを直す】右足前で打つ意識を持てばプッシュスライスを防ぐことができる
●プッシュスライスは早いリリースで直る
ボールが右に飛び出して、スライスするというのも、アマチュアゴルファーにはよく見られます。俗にプッシュスライスと呼ばれるこの現象も、軌道に原因があると考えられているようですが、実は軌道自体はストレートに近く、フェースだけが開いているというケースが多いのです。そして、このような場合は、振るタイミングを変えることだけで修正できることもあります。
修正するのはリリースポイント。振り遅れてプッシュスライスを打ってしまっている人は、右足の内側あたりでボールを打つぐらいのつもりでスウィングすれば、フェースがきちんと戻り、プッシュスライスにはなりません。
身体の動きとしては、両手で持ったボールを右足の上に落とすようなイメージで、右サイドで両ヒジをリリースさせることが大事です。
ドリルとしてオススメしたいのは、右足前でビュンと音が鳴るようにする素振り。一般的に、「音は左サイドで鳴らせ」と言われますが、実際は右サイドで音が鳴るのが正解。左サイドから聞こえてくる場合は、プッシュスライスになる危険性が高いので注意しましょう。
出典:『ゴルフレッスンプラスvo.9』
【レッスンプロ情報】
●菅原大地
プルーフコーポレーション所属。1989年生まれ。19歳からプロを目指してゴルフをスタート。太平洋クラブ御殿場コースに練習生として所属。その後、神奈川県横浜市にあるハンズゴルフクラブに就職してゴルフ歴4年でティーチングプロ試験に合格。レッスンプロとして活動を始める。丁寧でわかりやすい指導が人気を呼び、現在、個人レッスンはキャンセル待ち状態。2019年2月に開設した自身のYouTubeチャンネル「Daichi ゴルフTV」も、1年数カ月で登録者数が20万人を超えた。今、最も注目を集めている若手レッスンプロ
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公開日:2021.11.07