大きな振り幅でも真っすぐ打ち出せるかどうかを確認
メトロノームでテンポを確認しながら、目標に向かって正確に打ち出せるかどうかをチェックします。
ボールの先、80センチのところに置いたゲート(ボール2個が通る幅。ティーペグを2本立てて通り道を作っても可)に向かって構え、ロングパットの振り幅でも通過できるようにチェックしておきます。
5メートル程度の振り幅では、ゲートを通すのに苦労しなかったはずですが、10メートル先となるとそう簡単にはいきません。振り幅が大きくなるとヘッドの軌道もブレやすくなり、ゲートを通すことが難しくなるからです。
その大きなストロークをしたときのブレ幅をできるだけ抑えるためにやるのがこのドリルです。本番前に、10メートル以上でも真っすぐ打てるように練習をしておきましょう。
出典:『とことん上手くなる!パッティング家練メソッド』著/松本哲也
【書誌情報】
『とことん上手くなる!パッティング家練メソッド』
著者:松本哲也
ゴルフのパットがうまくなるために、1アドレス(構え方)、2ストローク(打ち方)と距離感、3グリーンの読み方を写真を交えてその方法をわかりやすく解説。ラウンド当日の練習方法も、5分間~20分間の練習時間別に紹介。パッティングは、グリーンの傾斜を読む力、その感性を育むために必要な基礎技術をこの本で体得していただきたいと願いながら書きました。技術と感性が向上し、スコアアップに、そしてゴルフのおもしろさアップにつながりましたら幸いです。
公開日:2021.11.23