ダウンスウィングは腕を横に振るのではなく斜め下に引き下ろす
エネルギーを最大限にボールに伝えるためには、ダウンスウィングでの腕の動きも大事です。正しい動きは、ガッツポーズのポジションから股関節の前に向かって引き下ろすこと。
アマチュアゴルファーの中には、身体の正面を横切るようにして腕を水平に振る人もいますが、これではスピードも上がらないし、力も伝わりません。
また、細かい動きとしては、右手はジュースをこぼすようなイメージで腕を右に回しながら下ろし、左手は親指を右に倒すような形で引き下げてくるようにしましょう。
この腕の振り下ろしと身体の回転が力強いスウィングを生むのです。
腕を斜め下に振ると上から叩きつけるようなスウィングになると心配する人もいるでしょうが、ビハインド・ザ・ボールの構えから、上体が突っ込まないように身体を回せば、上からの軌道にはならず、レベルブローの軌道でボールをとらえることができます。
出典:『ゴルフレッスンプラスvol.11』
【レッスンプロ/出演者情報】
●新井淳
Score personal golf lesson主宰。JGTOメンバーを経て指導の道へ。打撃動作を研究し、独自の理論を確立した。現在、YouTubeチャンネル「新井淳・スコアパーソナルゴルフ」を展開中。小田急線相模原駅近くにあるスタジオには、悩めるゴルファーが全国から集まる。
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公開日:2022.03.12